今日は桜が咲き始めたというニュースも流れたぽかぽか陽気の一日でした。
擁壁工事のために掘り起こした部分の地盤改良(表層改良工法)は今週始めに終えています。 ![]() [3月16日撮影・深さ2M程掘削した所にセメント系固化材を入れているところです。この後地盤の土と混合、攪拌して強固な地盤を形成します。] 今日は「遣り方(やりかた)」と言って建物の位置や基礎の高さを決める作業がありました。 ![]() この家は敷地一杯に建つので、敷地境界線との距離関係は法的な事(特に道路斜線)をクリアしながらですので結構シビアです。 遣り方によって少し図面とは違う調整がありましたが(もちろん法的にクリアして)、敷地に対する建物の位置を決定しました。 敷地の周りに立つ木の板(水貫とか水杭とかそれぞれ名称があります)が建物の外周の基準になります。写真を見ると敷地一杯なのが分かります。木の板から内側に糸(水糸と言い、写真では黄色い糸です)を張って、それが建物の壁芯(壁の中心線)になります。 ![]() 建物の位置が決まると、次は根切り(ねぎり)と言う基礎を造るための地面の掘り起こしを行います。根切りが終ったら砕石(写真の灰色の石です)を基礎の下になる部分に敷いて、機械で転圧して固めます。 ![]() 今日の作業はここまで。明日は基礎配筋前の捨てコンクリート打ちです。鉄筋を組みやすいように薄くコンクリートを打設します。 だいぶ建築の形が見えてきて、部屋の広さがつかみやすくなりました。 |
しばらく記事を書いていませんでした。
寝込んでいたわけではなく旅に出てたわけでもなく・・引っ越しで大忙しだったんです。 家庭の事情で4月から、建築現場まで自転車で10分程の仮住まいに引っ越ししました。3月中旬からぼちぼち引っ越しを始めて、全て終えたのが一昨日の18日でした。 今までは愛知県の長久手町から1時間以上かけて現場に足を運んでいましたが、これからは自転車で気軽に来れます。(写真に写っている黄色い自転車が愛車です) 基礎コンクリートを打ってからの日数を考えれば既に建前を終えていてもいいんですが、プレカットが遅れていて、基礎工事を終えた状態で現場は休憩中です。。 ![]() 天気に左右されますが、予定では今月4月27日(月)が建前(上棟)になります。この1日で柱から梁、屋根まで一気に造られます。木造住宅の建築現場での一大イベントですね。 |