板金工事が始まり、金属屋根を葺き始めました。板金職人さんの足跡が沢山ついているのはご愛嬌。。オレンジがかっているのは夕日のせいです。
一昔前なら「トタン屋根」と呼ぶんでしょうが、近年では一般的になった「ガルバリウム鋼板」による屋根です。トタン屋根は錆びやすいイメージがありますが、ガルバリウム鋼板は金属板にアルミ・亜鉛合金のメッキがされていて高い防食性があります。この住宅では屋根の色を黒にしてますが、そのメッキ鋼板にガラス繊維で強化された着色がされています。トタン屋根で懸念されるペンキの塗り替えの心配はほとんどありません。(永久ではないですけど)
その鋼板を使った屋根の葺き方はいろいろありますが、今回は「立平葺き(たてひらぶき)」といって350mmごとに山状に加工されたものを繋げていくものです。...工場みたい?

↓下から見てますが、これはまだ屋根に乗せただけで繋げていない状態です。鋼板の裏は黒に着色されていません。どんな色でも裏はこの色。

屋根は緩い勾配なので、建築が完成したら屋根面は目線でほとんど見えません。